○半熟卵
- 卵白も卵黄も程良く半熟にした物は、生卵（まなたまご）やかたゆで卵に比べ消化が良く、お腹の目が覚めていない朝食や病人食に向いています。
- ゆで時間で固ささが変わるので、好みの固さと、加熱時間を覚えておくと良いでしょう。
- 鍋に卵が被るくらいの水を入れ強火にかけ、煮立ったら沸騰が続く程度まで火を弱め好みの固まり具合にゆでます。
- 沸騰してからの時間と固まり具合の目安。（あくまでも目安です）
- ３分、白身がとろりと固まりかけ、黄身の周囲も黄身も生。
- ４分、黄身の縁まで白身が固まり、黄身はまだ生。
- ５分、黄身の中心だけどろっとして、全体がやわらかに固まった状態。
○完熟卵
- 黄身の中心まで固まった状態。ハイキングとうで常温で持ち歩くときには固ゆでにすると安心です。
- 薄切りにしてサラダ、みじん切りにしてサンドイッチに使えます。
- ゆで時間は沸騰してから10〜12分。
☆卵がゆだったらすぐ水に入れ、2〜3回水を換えてさまします。
- 殻をむきやすくする
- 過熱で黄身が緑色になるのを防ぐ
- 半熟が余熱で完熟になるのを防ぐ
☆ゆでいる途中で卵が割れたら。
- 塩または酢大さじ１を入れると白身が固まり、それ以上流れ出すのを防ぎます。
- 卵の平らな方の殻に針で穴を開けると割れる確立が下がります。調理用具を揃えているお店には穴明け専用の器具があります。
☆ゆでる前に卵が割れてしまったら。
- 沸騰したお湯に塩または酢を大さじ１入れて、そーっと卵をいれます。
-
好みの固さになったらお玉ですくいます。（ポーチドエッグ）
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- 卵の固まる温度が白身が70度、黄身が68度、この凝固点の差を利用して、白身がとろりとして黄身が半熟の卵を作ります。
- 65〜70度の温泉に30分以上つけで出来ることからこの名前が付いています。
- お湯の温度を65〜70度に保ち時間を守れば、簡単に出来ます。
魔法瓶、保温ジャー等を利用、たっぷりのお湯を用意する、等それぞれの工夫とアイデアが必要。最近では温泉卵専用の電気器具が売られています。
- フライパンに油をひいて、卵を割って入れ、白身が透明でなくなり、黄身が好みの固さになれば出来上がり。
- ハムと一緒でハムエッグ。ベーコンと一緒でベーコンエッグ。私はその横でピーマンやインゲンを一緒に焼いてしまいます。
- ふちが焦げてきたら水を大さじ１入れて、ふたをして１分。黄身が白い膜を被った目玉焼きになります。
- 器に卵を割り、かき混ぜて溶き卵を作ります。
- この時、白身の中にある白い紐のような固まりがありますが白身と同じタンパク質ですので取らなくても良いでしょう。（黄身を固定している物です）
- フライパンを熱して油小さじ１を入れ、十分に熱したら、溶き卵を一気に入れます。
- 縁が固まってきたら大きく混ぜます。
- だいたい固まり半熟になったところで火から下ろします。
- 余熱で固くなるのでお好みの固さより一息早めに火からおろします。
- 泡立て器で慌ただしくぐるぐると回し続けると、ポロポロの炒り卵になります。
- 卵をバターで焼いた料理。スクランブルドエッグから変化した調理法と言われているので、必ず中が柔らかです。
- プレーンオムレツは卵に塩こしょう下だけの物。
- ベーコン、ソーセージ、野菜等の付け合わせを添える。
- チーズ、ハム、とうを小さく刻んで卵に混ぜ込む。
- 挽肉とタマネギをいためたもの、チキンライスなどの材料を包み込む（オムライス）。等バリエーションがあります。
作り方は、
- 普通の溶き卵を、フライパンに入れ縁が固まったら箸でくるりとかき混ぜ、一呼吸おいてからもう一度かき混ぜて形を整える。（スクランブルドエッグの早い時期に一つにまとめる）
- 失敗しない方法として、溶き卵を、泡立て器でひたすら空気を取り入れるようにホイップしてから、フライパンに入れオムレツの形にまとめる。
- オーブンに入れて焼く深みのある小さな焼き皿をココットと言います。ココットに入れて調理するのでこの名前が付きました。
電子レンジやオーブントースターで作る方法をご紹介します。
- キャベツのせん切りを深みのあるお皿に入れる。
- 卵を割って、キャベツの上にそっと入れる。軽く塩こしょうをする。
- 電子レンジでおよそ１分半加熱します。またはオーブントースターで6〜8分加熱します。
- ソースまたはお醤油をかけて召し上がれ。
- キャベツの替わりにほうれん草のバターソテーなど、イロイロ組み合わせることが出来ます。
- キャベツを鳥の巣に見立てて「巣ごもり卵」とも呼ばれます。